ご報告(伊藤)
こんにちは。安城事務所の伊藤です。
先月、かがやき税理士法人の所属税理士として税理士登録を致しました。
登録の証として「証票交付式」というものがあり、名古屋にある東海税理士会の事務局に行ってきました。
そこで、たくさんの書類とともに、税理士バッジを頂きました。
初めて知ったのですが、このバッジはシリアルナンバーで管理されており、紛失した場合だれのものか特定できるようになっているそうです。
また、あくまでも貸与されている、という形のため、最後は返却をするのだそうです。
大学3回生から勉強を始めて足掛け12年、その間、結婚、引越し、就職、いろいろなことがありました。受験に専念しているのに、受験科目すべてが不合格で諦めかけたこともあります。良い時も悪い時も、たくさんの人に支えられたことがこの登録に繋がりました。だからこそ、こうして税理士登録ができたことを本当に嬉しく思います。
と同時に、これまで応援してくださった人へ恩返しをしたい、皆から信頼されて頼りにされる税理士になりたいと、気持ちを新たにしています。
最後に、税理士試験を受験されている方へ
ただでさえ合格率が低い試験です。仕事と両立しながらの合格は本当に大変だと思います。
誤解を恐れずに書きますが、受験時代は、税理士試験は受からないと意味がない試験、そう自分に言い聞かせて勉強していました。もちろん、努力したことが無駄になることはありません。それでも、決して安くない受講料と大切な時間を使って受ける試験です。そんなこと言われなくてもわかってるよ、と思われるかもしれませんが、ぜひ合格を勝ち取ることにこだわって勉強してみてください。応援しています!
中国ネタ(その1)(平野)
金曜日の朝、目が覚めたら身体が金縛りになったように動かなかった。
無理やり身体を起こそうとしたら激痛が走り、寝返りも打てなかった。早朝にクライアントとの会議があったので、どうしても出社しなければならないのに、これではどうしようもない。激痛の中、携帯電話を何とか手繰りよせ、参加できないと電話を1本入れてから、すごい時間をかけて着替えをした。当時住んでいたマンションは、同じような30階建てのマンションが15棟ほど建っている敷地の一番はずれにあり、タクシーを拾うのに守衛が立っている正面エントランスまで普段の足取りで5分ほど歩かなければいけなかった。静かな環境が良いと思って一番奥の棟にしたのだが、それが今となっては災いのもとになっているのに、その時初めて気づいた。21階からエレベーターに乗り、後悔しながら守衛のところまで、すごい時間をかけてゆっくりと歩き、タクシーを拾って事務所にたどり着いた。秘書を電話で呼び出し、一緒に病院に向かった。
海外旅行者保険が費用の面で高額になるため、事務所にかけてもらえないので、いつも地元の総合病院に行く羽目になる。一般の駐在者は、清潔で設備の整った外国人専用病院へ行くので、きっと中国の病院の本当の恐ろしさを知らないと思う。日本の病院とはあらゆる面で、特に清潔さという面において顕著ではあるが異なっている。
まず、病院に行くと総合受付の窓口に行き、自分の名前と生年月日、診察を受けたい科を伝え受付表のようなものを発行してもらう。それを持って会計窓口に行き、お金を支払い、受付表に支払い済みのスタンプをもらう。その際に、日本でいうところのお薬手帳のような雑誌も同時に購入する。通称、「病歴(ビンリー)」と呼ばれていて、これに医者が診察時にいろいろと記載してくれる。一種のカルテのようなものだ。中国の病院では必ず、先にお金を払い、そのうえで次のステップを踏むという手順を取る。診察料金の踏み倒しを防止するという医院の経営からいえば、当然の対策である。
次に、受付表と病歴を持って診察を受ける科の先生がいる部屋に行く。学校の教室くらいの大きさの部屋の片隅にデスクトップパソコンが載った机に向かって座っている医師が居り、その周りを囲むように診察を受けたい人がひしめき合っている。まるでバーゲン会場のような雰囲気だ。医師は患者を丸椅子に座らせて、診察をしている。周りには大勢の人が取り囲んでいる。受付表と病歴を握った右手を差し出して、それを医師が受け取ってくれた人が、次に診察を受けることになる。秘書が身代わりにこの立場を受け入れてくれて、自分はぼろぼろの体で教室の隅に立ったまま、待っていた。休憩する椅子というものが見当たらないからだ。
ようやく順番が来て診察を受けるための丸椅子に座って、医師の診察を受けることとなった。医師は2,3質問をし、それに答えていると、医師は反対を向いてパソコンの画面に向かいぱちぱちと入力を行い、受付表を打ち出しした。それを自分の目の前に差し出し、血液検査を受けて来いといった。ここまで待っていた時間は何だったのか、無意味な時間という言葉は、このためにあるのかと思った。また、受付表を手に持ち、会計窓口に行き、支払いを済ませスタンプを押してもらい、血液検査を行う窓口に向かった。
窓口でスタンプを押した受付表を差し出すと、右手の人差し指を出せと言われた。いわれた通り人差し指を出すと、窓口の看護婦は自分の指をつかんで指の腹を上に向け。画鋲みたいな小さな針を指に突き刺した。痛いと思って反射的に指を引っ込めようとしたが、きつく握られているので、どうにもしょうがなく、空けられた穴から血がにじみ出てきた。それを看護婦は白い綿棒で拭い、指を突き返してきた。どうやら、これが血液検査ということらしい。消毒された様子もなく、ああ恐ろしや。別の中国人スタッフにこの話をしたら、画鋲でまだ好いじゃないか。自分は小刀で切られて、1週間ほどパソコンが打てなくなったことがあるということだった。
最近・・・(尾塩)
こんにちは。安城事務所の尾塩です。
最近、週末など時間があるとプールへ泳ぎに行くようになりました。
高校までずっと水泳をしており、少し前、昔の水泳友達と集まる機会がありました。そこで、今も時間があるときに泳いだり、マスターズの大会に出たりしている友達が多いことを聞きました。それに私も刺激され、いざプールへGO!
数年ぶりに泳いでみると、やはり昔のようには泳げず、すぐに息が切れる状態でした。。体力の衰えを感じショックでしたが、久しぶりに泳ぐととても気持ちよく楽しいものですね。最初の頃なんて、気持ち良すぎて気づけば3時間も泳いでる~ってこともありました!
自分の中では、とても良いリフレッシュもなっています。
これからも、衰えた体力を少しでも取り戻すため、ぷにょぷにょ体を引き締めるため、気分転換のため、定期的に泳ぎに行こうと思います。
みなさんも、なにか体を動かしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?!
尾塩
重陽の節句 (安城 加藤佐知子)
こんにちは。
安城事務所の加藤佐知子です。
10日過ぎてしまいましたが、9月9日は何の日かご存知でしょうか?
9月の行事と言えば、お月見や敬老の日、収穫祭などでしょうか。
華道を嗜まれている方はご存じかと思いますが、「重陽の節句(菊の節句)」というのがあるそうです。
私は2~3年前に知りましたので、自分の勉強も兼ねて書いてみようと思います。
よろしければお付き合いください。
まずは「五節句」を復習します。
「五節句」とは、江戸時代に定められた5つの式日(今でいう祝日)をいいます。
④7月7日 七夕(たなばた 笹の節句)
①~④までは馴染み深く、ご家庭でも毎年行事とされている方も多いと思います。
そして今月の⑤「重陽の節句」は、古来より奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきたそうです。
9月9日の当日は、菊の花びらを漬け込んだり浮かべた「菊酒」を酌み交わしたり、「菊合わせ」という現在でいう菊のコンクールなどをしていたそうです。
また、「被せ綿(きせわた)」という風習もあり、前日に菊の花の上に、赤・白・黄の真綿(絹の綿)をかぶせ、翌朝、菊の露や香りを含んだ綿で身体を清めると長生きできるそうです。
今ではあまり知られていませんが、日本文化・伝統行事の一つとして、五節句を締めくくる「重陽の節句」も受け継がれていければと思います。
石川家の居候(石川謙)
石川家には、現在、おたまじゃくし、カブトムシ(雄と雌がたくさん)、クワガタ(雄と雌のつがい)、金魚が居候しています。以前は、バッタもいましたが既に死んでしまいました。カブトムシもそろそろ寿命でしょうか、天寿を全うし、少なくなりつつあります。
今回は、おたまじゃくしの話をします。
居候のおたまじゃくしは、息子(小2)が5月頃小学校の野外活動でとってきたもので、2匹いましたが1匹は先月死んでしまい、現在は1匹です。早く蛙になるようせっせとお世話しているのですが、未だにおたまじゃくしの原型をとどめたままです。後ろ足が生える気配もありません。餌をやってもほとんど食べた形跡はなく、常にじっとして動かないのです。とても心配しています。越冬すればよいのですが、このまま死んでしまわないかと心配しています。ネットで調べると越冬するものもいるとありましたので、写メして図鑑で確認するのですが、どれも同じに見えてしまって、さっぱりわかりません。私の経験では、夏に蛙になってそのまま田んぼや川に逃がしておしまい!だったのですが、時代が変わってしまったのでしょうか?最近の子供(息子)たちに限らず、おたまじゃくしは!って感じです。
では、次回のブログでその後を経過報告します!
人生はラッキーとアンラッキーの繰り返し?!(久永)
先日、『プロゴルファーも知らない優勝請負人キャディのシークレットメモ』という本を読みました。現役最強のプロキャディ、男女通算24勝、メジャーで5勝をあげているゴルフ界の優勝請負人と呼ばれる清水重憲さんの著書です。昨年の賞金女王イ・ボミのキャディとしても知られています。
運動不足解消にと、ゴルフに本腰を入れ始めたものの、なかなか上達せず悩んでいたところ、偶然、本屋さんでめぐりあったのがこの本でした。『観戦も楽しくなるスコアも縮まる! プロキャディのテクニックにはスコアアップのポイントが沢山!!勝利には必ず「裏付け」がある!!アマチュアゴルファーへ贈るスコアアップテクニック』とわくわくするような謳い文句。
ところが、読み進むうち、『なんだか、これって人生、仕事、色んなことに通じてるじゃん!!おもしろい!!』ということに。
清水さんは、田中秀道プロのキャディをやった1998年からの4年間が正直厳しかった。毎日のようにお説教を受け、やめようと思った事が何度もあったけれども、プロゴルファーとの接し方を徹底的に叩き込んでくれた田中秀道プロの教えが、ぼくの基本です。とおっしゃっています。
田中秀道プロの教えの一つに、『まずは否定するな』というのがあるそうです。相手の言うことが100%違っていると思っても、まず同意する。グリーンで傾斜を読む際に、プロが『ここはスライスだね』と明らかに逆の見解を示したとしても、まずは『確かにここってスライスに見えますよね』と一旦同意してから、『ちょっとこっちからも見てもらえますか?』といいながら、自分のデータなど意見を付け加える。そして、スライスじゃなくてフックだと伝える。いきなり否定するのでは無くて、ワンクッション入れて相手の意見を受け入れながら、正しい方向に誘導する。こんな相手の立場や気持ちを考えたやり取りができれば、お客様や同僚との関係ももっともっとうまくいきそうです。ついつい自分の意見を相手に押し付けていることがなかっただろうか?これまでの自分を考えると反省しきりです。
また、『ゴルフはラッキーとアンラッキーでできている』という章がありました。ゴルフは自然条件に影響を受けやすく、風を読んでも突然変わってしまいワンオンならずということもあります。ナイスショットでもボールが落ちたところによっては、イレギュラーな跳ね方をして池ポチャなんてことも。逆に、池ポチャを免れて『ラッキー!!』と大喜びすることも。つまり、ラッキーとアンラッキーは同じ数だけくるということ。しかし、プロでも、意外とこのラッキーをすぐ忘れてしまう、それどころか気付かない、そして、アンラッキーを忘れられずいつまでも引きずってしまい悪循環に陥ることがあると清水さん。人生もラッキーとアンラッキーの繰り返し。私の今までの人生を振り返ると、今の自分があるのは、ほとんど偶然。ラッキーの積み重ねだったように思います。確かに、自分自身一生懸命努力したなあと思える時期もありましたが、やはり、その時、周りにはいろんな人がいてくれて支えてもらっていたはず。たくさんの素敵な先輩や仲間に囲まれて仕事ができる今日もまさに奇跡。ラッキーとしか言いようがありません。じゃあ、それと同じだけのアンラッキーがあったのか...。なんでも都合よくとらえる私は、アンラッキーはあまり思い出せません。それもまたラッキー。これからも、『ラッキーであること』に感謝と、逃げられないように正直に日々過ごしていきたいです。
『結局、この本を読んで、ゴルフの腕前は上がったのか』ときかれると、少し困ってしまいますが、仕事も休日も楽しんでいることは間違いありません。