尊敬する社長のこと (静岡 長坂)

昨年のブログで決算報告に行って担当者と私が号泣したと書きました。

そのクライアントの社長がお亡くなりになりました。

 

今年の決算報告も私たちを待っていてくださいました。

ご自宅で、ベットに横たわって、息をするのも大変そうでしたが

今年の決算報告をじっと聞いてくださり、

今日は声が少し出るからとおっしゃって

2時間近くお話しくださいました。

 

お子様達のこと、

奥様のこと、

従業員のこと

社長が子供のころのエピソード

社長のお母様のこと

 

ちゃんと聞かないと、覚えていないといけない、

そう思ってメモもたくさん取ったのですが

私はそれをどのように伝えていくのか

今後ご家族と従業員さんの力にちゃんとなれるのか

聞いているそばから身が引き締まる思いでした。

 

泣いている場合ではない。

 

社長が亡くなった日の真夜中、私の携帯が鳴りました。

着信履歴には何もなかったので、

社長がお別れを言いに来てくださったのかと思いました。

 

私も担当者も、

今まで見せていただいた社長の熱い思いと

社長が語ってくださった感謝の気持ちを同じく忘れずに

御社のため、ご家族のために全力を尽くします。

社長、本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

心よりご冥福をお祈りいたします。 

 

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雲海と雪とお城(太田)

先日、出張で鳥取県まで行ってきました。

 

クライアント様の事務所正面の小高い山の頂上にいつもお城が見えるのですが、

天候は雪のち曇!

 

今回は見えないなぁ~と思っていたら、雲が少し薄くなりかけ、分かる人には

分かる感じでお城が登場しました!

 

みなさん、お分かりになります? 

今ブームの天空の城と言っても過言ではないですよ。

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 ネットで調べてみると、この城山は豊臣秀吉鳥取城攻めのためにこの地方に

やってきた際に陣を張った山なのだそうです。

その時には天守閣の建物は築かなかったので、見えている城は実在したお城を

復元したものではないですが、河原城と名付けられています。

 

この天守閣は、「ふるさと創生一億円事業」の際に町民の提案の中から決定し、

平成6年9月にオープンしたものだそうです。 

ふるさと一億円・・・なんだか懐かしいですね。

内部は資料館になっていて、最上階は町一帯を見渡せる展望台になっているよう

なので、機会があれば今度は本当の雲海を眺めてみたいですね。

 

偶然にも絶景に出会える機会ってあるものだと感じた一日でした!

顧客満足(林幹根)

はじめまして、かがやきコンサルティング執行役員、かがやき税理士法人名古屋事務所所属の林幹根です。

 

今年の春から仕事をしながら、大学院の社会人コースに通っています。

平日の夕方や土曜日に大学に通っています。

繁忙期は苦しいときもありますが、クライアント様によりよいサービスができるよう何か還元できるものを見つけられると良いと思っています。

 

さて、12月2日(土)から人事管理の授業がはじまりました。

この授業では社風形成、採用、人事制度、人材育成を15コマの講義で学びます。

今回は4コマで社風形成についてです。

 

正直、この授業で何を学ぶのかしっかり把握していませんでしたが、なかなか面白い授業でした。

 

ここで紹介されたのが朝礼の重要さです。朝礼を行うことにより、

  • 仕事モードへの切り替えスイッチになる
  • 従業員のコミュニケーションを高める
  • 理念を唱和することで、チカラを合わせる前のココロ合わせとなる
  • 「目的」=何のため、誰のため が明確になる
  • 「目標」=いつまでに、どれだけ、どこまで が明確になる

などが実現できるようです。

この朝礼に1時間も掛ける会社もあるそうです。

 

私は、このうち「目的」や「目標」をしっかり理解し合うことが重要かと感じました。

「目的」や「目標」をしっかり理解していれば、作業にブレがなくなり、効率的にもなれば、成果物の品質も向上すると思います。

 

また、先生はこんなことも言っていました。

顧客満足は社長などの経営者が実現できるものではなく、お客様と直接お会いする担当者が実現できるもの。そのためにもトップダウンの指示ばかりではなく、担当者が自ら考え行動するよう成長させなければならない。」と。

 

納得です。我々も多くのクライアント様とお付き合いをさせて頂いており、それぞれに担当者を付けさせて頂いています。かがやきグループの実績やノウハウ以上に、この担当者の日々のサービスがクライアント様の満足度に影響を与えるのです。

 

もう今年も1ヵ月を切りました。この1年を振り返り、自分が提供してきたサービスについて考えてみたいと思います。そのうえで、より良いサービスを提供し、皆様の満足度が高まるよう、来年度の「目的」、「目標」を明確にしたいと思います。

地元のお祭り(石川忠)

こんにちは。

安城事務所の石川忠です。

 

はじめてのブログ当番が回ってきました。

 

地元のお祭りのことを少し。

 

今は、結婚して安城に住んでいますが、生まれは蒲郡です。

蒲郡は海と山があり、自然囲まれた、とてもいい街です。

安城に住んでいる今も、変わらずそう思います。

 

安城に住んで、5年くらいになるでしょうか。

安城の他の地域のことは分からないのですが、私の住んでいる地域では、町内を練り歩くようなお祭りというものがないことを知りました。

妻や義母に聞いても、そんなものないと。

 

私の住んでいた蒲郡の町内は、毎年、4月、7月、10月、大晦日に、太鼓保存会と呼ばれるメンバーによるお祭りがあります。(お祭りは他にもいくつかありますが。)

その名の通り、太鼓を叩いて、町内を回って、町内を盛り上げる、というものです。

 

太鼓保存会のメンバーは大人ばかりですが、太鼓を叩く参加者には町内の小学生も入っています。

地元にお祭りがないのが寂しくて、私は今年からこの太鼓保存会に入れていただくことにしました。

親父が、私が小学生の頃からずっと保存会のメンバーなので、快く受け入れてくれました。

 

小学生の頃は、太鼓保存会史上一番うまかったと言われるくらい上手だったのですが(軽い自慢を入れつつ)、、、先日初めて参加したところ、25年振りで全く叩けませんでした。。。

 

音のイメージは記憶に残っているのですが、実際に叩くとやはり叩けないものです。

 

私が小学生の頃は、太鼓を叩くことができるメンバーは男だけで、女性の参加はできませんでしたが、今は女性も参加しています。

当時は、大人に怒鳴られながら練習していたこともありますが、小学生でも積極的に新しい唄を覚え、上手になりたいと必死に叩いていましたので、皆非常に上手でしたが、今は小学生の意欲も低いようで、しっかり叩ける子、複数の唄を叩ける子が全くいなかったのには驚きました。

時代は変わりましたね。

 

久々に参加したらとても楽しかったですし、近いもののなかなか地元に帰れる機会も少ないので、こうして太鼓保存会に入ることで地元に帰る機会も作れますし、また田舎町を盛り上げていきたいと思っています!

はじめまして(佐藤)

 はじめまして。4月にコンサルに入社いたしました、佐藤明と申します。

 今回は初めてのブログということで、自己紹介もかねて先日の関ヶ原祭りについて語ろうと思います。

 

 私は岐阜県大垣市出身です。大垣市といえば湧水、水饅頭、そして大垣城を皆さんイメージされるのではないでしょうか。大垣城は1600年、関ヶ原の戦い直前に西軍・石田三成らが入城したとして有名です(有名ですよね?)。

 天下分け目の舞台となった関ヶ原。ここには陣跡や武将のお墓、合戦が繰り広げられた平原が残っており、当時の情景を今でも感じることができます。大垣からは車で30分、電車では15分ほどで行くことができます。そんな歴史ある古戦場近くで育った私は順調に西軍大好き・石田三成マニアに育ち、ついに2年前から関ヶ原の祭りに出演者として参加するようになりました。

 

 関ヶ原では様々なイベントが行われていますが、そのなかでも関ヶ原が最も熱く盛り上がるのが毎年10月に開催される関ヶ原祭りです!

 

 今年は10月15・16日に開催され、両日とも天気に恵まれた絶好の祭り日和でした。この祭りでは戦国武将グッズの販売、ご当地グルメの出店等が行われますがメインはなんといっても2日目の布陣パフォーマンス、全軍武者行列、そして関ヶ原合戦絵巻です。

 実はこの3つのプログラム出演者は公募で全国から集まった有志なのです。私は昨年に引き続き石田軍として参加することが決まり、狂喜乱舞しました。さらに!今年はあの「真田丸」で石田三成を熱演された山本耕史さんの参加が発表され、今年と来年の運を使い切ったのでは…と放心してしまいました。

 山本さんが参加されたのは全軍武者行列のみでしたが、「山本三成」を一目見ようと多くの観客が道沿いに並び「三成様ー!」「治部様ー!」と熱い声援を送っていました。私は山本さんの真後ろの位置だったのですが、本物の治部様はとてもかっこよかったです。

 

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 そして最後の関ヶ原絵巻へ。これはオリジナルの脚本・演出により、甲冑武者たちが合戦を再現する一大群集劇です。今年の主人公はもちろん石田三成。親友の大谷吉継との友情を軸に、三成がどのように関ヶ原を戦ったのかが描かれました。

 その日の夜には体中バキバキで満身創痍、しかし心は非常に満足していました。参加者のほとんどが初対面でしたが前日から練習を繰り返し、当日甲冑を着て出陣する頃には長年共に戦ってきた戦友のような仲になりました。来年も石田隊で応募する予定なので、また会えるのが楽しみです。

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 長々と語ってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。関ヶ原では陣跡めぐりウォーキングや子供向けの甲冑クラフト教室などイベントが盛りだくさんです。興味のある方はどうぞ関ヶ原へ(ついでに大垣にも!)。

 

 こんな私ですがこれからよろしくお願いいたします。

お家事情(渡辺)

こんにちは。

安城事務所の渡辺です。

 

ここ2回、ブログの当番が回ってきた際は、

バレーボールの記事を掲載してきましたが、

今回はタイムリーな話題がありません。

五輪も終わってしばらくたちましたし、

国内リーグはまだ始まっていません。

全日本キャプテンを務めた木村沙織が今季限りでの引退を表明したことは、

ホットな話題ではありますが、引退の話を2回続けて掲載するのは

自分がしんどいのでやめておこうと思います・・・

 

でもブログは書かねば・・・ということで話題を考えていたのですが、

カレンダーを見ていて気付きました。

今月で、わたしの母親が集合住宅生活を始めて丸一年になります。

生まれてから●十年、ずっと戸建住宅にしか住んだことがなかった母が、

去年の11月ごろから、マンションで暮らし始めたのです。

 

母は、家族の中ではかなり繊細な部類になるので、

物音だったり人の気配だったりが気になって まともに生活できないんじゃないか、

と兄弟みんなで心配していましたし、本人も不安に感じていたようです。

ですが、蓋を開けてみればなんてことはありませんでした。

古い建物ではありますが造りはしっかりしていて、

隣人等の気配はほとんど感じません。(さすがに上の階の掃除機の音は聞こえます)

内装を全室新しくしたばかりと言うこともあって、

この一年、まだアノ虫も出ていません。(ベランダへの侵入はありました)

 

なにより引越しで一番良かったのは、温度変化の少なさでした。

古かった実家(※健在です。姉が暮らしています)は外気の影響をもろに受け、

夏暑く冬寒い を地でいく環境でしたが、

今のマンションは冬場もそれほど冷え込みませんでしたし、

夏場も、日差しさえしのげれば涼しくすごせました。

母は「もう実家では寝られない」とまで言っていますので、

相当違うようです。(どこでも寝られるわたしにはわかりません・・・笑)

 

もともとある病気持ちなのですが、一番良くないのが寝不足なので、

その点でも、引っ越してよかったなと思います。

経年劣化はあるでしょうが、母が元気に暮らせる環境であり続けてくれることを

兄弟一同 願っています。

 

何の話だかよくわからなくなってきました・・・

朝晩  急に冷え込んできましたが、皆様 身体にはお気をつけて冬に備えましょう!

と、かなり強引ですが、締めにさせていただきます。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

ハンバーグ百景(仲井)

ハンバーグの頻度、さわやかのハンバーグは年数回、ブランシュのハンバーグも月1回くらゐ、ニクバルにいたつては、その頻度、週1回、まるで主食の白米を食べるやうな頻度で食べてゐる。
けれども、実際にお店で選ぶ料理は必ずしもハンバーグに限らず広く肉料理である。
と書くと肉好きのように思えるが、日ごろの食事は健康を気にして塩と油に注意々々の質素、脂と聞くとびくびくとするような有様である。むしろ肉ばかり食べていると身体が脂身を嫌よ嫌よ云わんばかりに錯覚するほど肉を食べたく無いこともある。

とはいえ、おいしいハンバーグを探すことは私の生活の一部となりつつもある。たとえば「京都」と聞くと和食を中心とした「京料理」を創造されると思ふ。しかし、京都の街を歩くと変わらぬ味の洋食屋や隠れ家的なリストランテが非常に多い。まことに油断できない街である。
観光本でよく紹介されている、洋食おがた、中勢以月(にくづき)、グリル生研会館、キッチンパパなど、それぞれのお店の味がありどこが一番と選ぶのはできない。むしろどこが一番でなくその日の気分で選ぶ、そのための選択肢を増やすことこそがハンバーグ好きになる最良の方法なのかも知れない。
ハンバーグだけでなくおよそ肉料理へと範囲を広げると、ビーフシチューやフライなど行つてみたいお店に出会い続けすべてを訪れることは不可能だと圧倒されてしまう。ふと訪れた一乗寺のグリルにんじんはカウンターで料理を待つ間ビールを飲んでいるだけで、地元の人に愛されている料理なんだなと、一見さんの自分でもほつとできる空間であつた。
京都には、ハンバーグがよく似合ふ。

地元の豊橋は外食業が盛んで人口の割にお店が非常に多く、市外在住の方から教えてもらうことで知るお店がよくある。豊橋に限らず、県内では名古屋や岡崎など、探せば探すほど美味しいお店は次々と見つかり、行つてみたいとの気持ちは尽きない。美味しいものを食べているときにシフクノトキを感じてしまうゆえに、お店を見つけるアンテナは常に張り続けていたいものである。

年に数回ではあるが、京都の街を歩いていて感じるのは、新しいことへの挑戦にあふれていることである。ぶれない信念を基本に新しいことを受け入れ次の伝統を作つていく、そんな街の力におののきながらもてくてくと歩いていると不思議と力をもらって帰ることができる。日本にハンバーグが入つてきたのは京都か東京か横浜か長崎か神戸かいずれか知らないけれども、きつと京都の街は肉料理をうまく受け入れてきたからこそ名物ともいえるハンバーグ店を生み出し続けているのだろう。そう思うと古き佳きもの新しいものが心地よく同居する京都にはハンバーグがよく似合つているのだと思ふ。

ハンバーグ。
頻度でいえばどこが多いか改めて考えてみると、コンビニ弁当とマクドナルドではないかと思い当たり、ふいに寂しさを感じる十月であつた。

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(蛇足)
文章の流れから店名は敬称略にしました。
ちょっとだけ太宰治をまねしてみました。