アブラゼミ(沓名)

今朝、我が家の愛犬シェリー

イングリッシュ・コッカー・スパニエル)を

散歩に連れて行った時の話です。

私の家は安城市和泉町。

安城産業文化公園デンパークから南へ約500メートル)

まわりには稲が青々とした田んぼだらけ。

家の前には遊歩道があり、

少し歩けば安城名産の梨畑があります。

その梨畑横の遊歩道の縁石の脇に、

1匹の殻から出たばかりのアブラゼミがいました。

梨畑の地中から地上へやっと出て来て、

運悪く遊歩道の方に来てしまい、

登る木が無いためかアスファルトの上で殻から出てしまったのでしょう。

その為縮れた羽根が伸びずに丸まったまま。

このまま時間が経てば、

このアブラゼミは大空を飛べずに一生を終えることとなるでしょう。

そんなことは可哀想。

そっと梨畑の垣根の枝にとまらせてあげました。

写真は、やっと湿った羽根が伸びきったところです。

その後のことはわかりませんが、

たぶん元気に大空を飛んでいったことでしょう。

なんだか気持ちがすっきりした朝でした。

ちなみに右の写真がそのアブラゼミの脱け殻です。

地方ごと呼び名が異なると思いますが、

私は幼少の頃から“どんごろ”と呼んでいました。

また今度、昨年8月の早朝に出会った珍しい動物の話をしたいと思いま~す。

お楽しみに!