カメラとか (増田)

ある休日。友人よりひと言。

「ちょっとヒマだったら○○公園きてみて」

ちょっとヒマだったので、自転車で行ってみました。

訪ねた先では、写真撮影のリハーサルをしていました。

1つの写真作品をつくるようです。

スーツ姿の男性数人、撮影者、

お手伝いの脚立を持つ人1人、ストロボ2つ持つ人1人。

撮影者以外は好意の有志のようです。

静岡市街の公園で、傍らではお茶のイベントなんかもしていました。

その場でわたしは、ストロボを1つ持つ人になりました。

スーツの人たちがジャンプしたり、傘を背中に差してポーズをとったり。

そのうち、1人が用事のため帰り

わたしはストロボを2つ持つ人になりました。

場所を移動し、もっと人通りの多いところで本番。

撮影者はシャッターをきる毎に

スーツの人たちと、ストロボ係のわたしに指示を出します。

何がどのように?か、よくわからない状態でも

我々は必死です。真剣です。すくなくともわたしは。(他の人はわかっていたのかも)

行き交う人たちは、足を止めたり振り返ったりする人も多々いたようです。

わたしには、ほとんど気にする余裕はありませんでした。

撮影者が「ハイ!OK!!」と言ったときの

皆の嬉しそうな顔といったらありません。

だって、本当に嬉しかったんです。

ほんの1時間半。

初めて作品づくりに携わり、本気で夢中でワクワクしながら過ごしました。

こんなに楽しいことがあるなんて。

まもなく始まる展示会が、とっても楽しみです。

こころの栄養をもらえた、そんな風に感じています。