小心者(宮城島)
とうとう抜きました。
そうです抜歯です。先週、生まれて初めて歯を抜きました。
1週間前から痛み初め、我慢の限界で歯医者に行きました。
「親知らずですね、歯茎がだいぶ弱ってますから化膿止めで様子を見ましょう」と、
先生が言い、薬を飲み始めたところすぐに痛みも治まり安心していました。
が、次に診察に行ったところ、いきなり
「今日、抜歯しちゃいましょう。」
えっ・・・今から? 気持ちの準備ができてないのに。
実は私、気が小さいので怖いんです。
自分にされるのはもちろんのこと、テレビに映し出される注射や手術のシーン、
ケガの傷口等々、痛々しいものは目をそらしてしまうほどです。
当然、自分の腕にされる注射も針を刺す前からあっち向いてます。
だから採血なんて考えられません。針が刺さってさらに血が抜き取られていくなんて。
歯医者でも口を開けたら必ず目を閉じます。口に迫ってくる器具を見るのも怖いからです。
そんな私が抜歯という洗礼を受けてきました。
動揺を隠しつつ冷静を保ちながら(大の大人ですから)、まな板の上の鯉になった気分で
先生に私の命を託しました。
なが~い時間に感じましたが、ほんの2,3分で抜けたようでした。
麻酔が効いていたので抜く痛みは無かったのですが、徐々に麻酔が切れてきたら
痛いの何のって。もう、何もしたくない、残業なんてできやしない、すぐに帰宅。
しかし、親知らずって何のために生えてくるのでしょうね?
邪魔扱いされて抜かれることがわかっているのに・・・。
おかげさまで、今は痛みもなくなり抜けた歯の跡が早く塞がらないかと祈るばかりです。
こんな小心者で先端恐怖症の私ですが、年を重ねるごとに病院等に世話になることが多くなってくると思うと