東北の惨状
こんばんは、ご無沙汰してます三河の吉川晃司こと石田です。
先週ちょっと早い夏休みをいただき、東北に行ってきました。
興味本位とかのいい加減な気持ちでも、ボランティアとかの高尚な気持ちでもなく、
何か、自分に足りないものが見つかるのではないかとの思いから一人で廻ってきました。
それはそれはひどいもんでした。
テレビや新聞・雑誌で見ていて、その悲惨さはある程度覚悟していたのですが目の当たりにしてみるとその惨状はメディアでは比較にならないものでした。
折れたままの電柱
いまだにつかない信号
放置されたままの見るも無残な車両
陸地奥に放置された船舶
無限に広がるガレキの山
冠水したまま車両が取り残された畑
崩れ落ちた橋
分断された道路
崩壊した家屋
取り残された鉄骨柱
これが震災後2ヶ月半も経った後の姿かと目を疑いました。
復旧・復興が遅いと言われてはいたものの、まさかここまで何も進んでいないとは思いませんでした。
そして一番驚いたのが「こんなところまで」と思うぐらい数キロも奥地に入ったとこまでガレキの山があったことです。
テレビで「最長、海岸から8㎞まで津波が押し寄せた」と言っていましたが、
まさにそんな感じで、海岸線からはるか奥地までガレキの山でした。
あまりにも広範囲にわたっているため、多くの人が復興作業しているはずなのに、
とてもまばらに少なく見えたのも印象的でした。
反対に全国からの警察の応援はよく目にしました。
北海道警
神奈川県警
埼玉県警
静岡県警
三重県警
多くの他府県のパトカーとすれ違い、また、交通整理をしている警察官の方々を見かけました。
本当にありがたいことだと思います。
反面、こんな状況を分かっているはずなのに、本当に政治は何をやっているんだろう!
「与野党でけんかしてる暇があるなら、自分でスコップ持って行け」
と言いたいです。
誰もが思うと思います。
「なんでまだこんなんなの」
と。
公にはなっていないようですがかなりの自殺者も出ていると聞きました。
政府に殺されたようなものだと思います。
早く、本当に一刻も早く何とかしてあげてもらいたいと切に思います。
自分では何もできず、ほんの少しの義援金を置いてくることしかできませんでしたが、
心よりお見舞い申し上げ一刻も早い復興をお祈りいたします。