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さよならN響アワー(久永)

1980年から32年にわたり放送された『N響アワー』がこの3月に最終回を迎えると聞き、とても残念で、さびしい気持ちでいっぱいです。

『あ~、また月曜日がやってくる。』ともすると後ろ向きな気持ちになりがちな日曜日の夜に、『気合入れ直して一週間頑張らなくっちゃ。』という気持ちにさせてくれる番組でした。

音楽ならほとんどなんでも来いの私ですが、中でもクラシック音楽は、大袈裟かもしれませんが、『生きる力』『元気』をもらえる大切な宝物です。

ホルンという素敵な楽器に出会った中学1年生の秋、私は、安城の市民会館で初めて聴いたプロのオーケストラによる管楽器と弦楽器の重厚なハーモニーに一瞬でとりつかれ、『いつか絶対にオーケストラに入る!』と誓いました。

その6年後、念願かなって、学生オーケストラの一員に。

学業は二の次、時間とパワーの大半を音楽に注ぎ込む4年間を送りました。

何百年も前の時代に書かれた楽譜、しかもプロと同じ楽譜(当たり前ですが)を使って、学生には本当にもったいなくありがたい遊びに真剣に夢中になったものです。

社会人になってからしばらくは、いろんな形で演奏に携わっていましたが、残念ながら、聴く一方になってしまった今、手軽に音楽にふれられるのがこのN響アワーでした。

N響メンバーの溢れんばかりの情熱的な演奏に刺激され、『懐かしいな~。また、演奏したいな~。』『あ、ここのソロ、先輩がとっても上手だったな~。』などと、当時を懐かしく振り返ったり、『ふ~ん。この曲の誕生には、こういう背景があったのね。』などと感心したり、色々な想いで見ていたものです。

そして、毎回、最後に思うのが、今も交流が続く学生オケの素敵な仲間に出会えた幸せ、それから今日までに出会った仕事の仲間やお客様、色々な人たちに支えられていることへの感謝です。

そうして、パワー充填。『また、明日からがんばるぞ!』ということになるのです。

時々、事務所の若手男性社員から、『その歳でどうしてそんなにいつも元気なの?』と失礼(笑)な問いをかけられたり、『いつも元気だね!』とお客様からお声をかけていただいたり、きっとその元気の源は、これだったのでしょうね。

あっ、4月からどうしよう...。