年末行事(渡邉)
年末は、仕事も家事もいっぱいで慌ただしくなりますね。
我が家の年末行事の一つは、
新年を迎えるための御節作りです。
内容はほとんど変わらず決まった伝統的なもので、必要に応じて変更。
人気上位のものは生き残り、
そうでなければ、次の年には重箱から姿を消します。
海老やいくらといった海の物が特に人気ですが、
千枚漬や黒豆、芽だしくわいなどは、根強い人気で常駐しています。
昆布巻きは鮭や鮎や鱈子等々、毎回中身が変わって地味ながら楽しみな一品です。
自分でかんぴょうを巻くのも楽しいです。
私は毎年くわい担当なのですが、芽を折らずに皮を剥くのはなかなか苦労する作業です。
数の子、黒豆、田作りは三つ肴というそうです。
我が家では見事、毎年生き残っている三品です。さすが。
御節には母親が家事から開放されるためという由来の他に、神を迎える神聖な正月に火を使うのを避けるという昔の習慣に基づく説もあるそうです。
ちなみに、その迎えた神と共食するのがお雑煮だそう。
お雑煮以外の煮炊きは避けるべきという習慣があるのですね。
さて、今年も無事に御節の用意ができました。
次回のメニューを家族で考えるのもまた、楽しみの一つだったり。
そんな我が家の御節作りです。