後輩に伝える中で自分が得られるもの(山口)

こんにちは。

安城事務所の山口です。

 

 

我が事務所では基本的に月一回、

「レベルアップ会議」なるものを開催しています。

その目的は、読んで字の如く、

スタッフがレベルアップをすることです。

 

僕が立案したものではないので、決して偉そうに言いたいわけではないですが、

参加者ができるだけ発言をしやすいようにと、複数のチームに分けて開催したり、

工夫を凝らしながら進めてるといった感じです。

 

 

税理士事務所のスタッフといえど、人間ですので

当然、十人十色でレベルは様々ですし、

それぞれが担当した案件次第で特定の分野だけ知識が深くなったり、

気づきがあったりするので

歴戦の戦士同士でも情報交換ができる良い場となっています。

 

 

さて、僕の方はといいますと、

税理士会の研修から得てくるものもありますし、

自らが中堅の職員となったこともあり、

大規模法人から経営改善先、相続案件、事業承継、法人成り、医療法人成り、個人事業主様と

種々、本当にいろいろな経験を積むことができているので、

そんなところで得られた情報を発信していくことを意識しています。

 

せっかくやるなら後輩にも面白いなと思ってほしいと考えて、

今回の内容で何か伝えられるもの、発見があったと思ってもらえるもの、

題材を見つけながらネタを仕込んでいるという状況ですね。

 

 

 

先日に開催された会議でも、

何かネタを仕込まねばと考え、クライアント様からご相談にいただいた内容を例題にとって、

こんな相談を先日受けたけれども、○○さんならどう考える?

といった感じでやりました。

その回答次第でこちらとしても新たな発見もありますし、

決して自分が正解というわけではないですが、

少なくとも彼らより多い経験値からくる思考回路をぜひ見せてあげたいというのが思いですね。

 

こんな時、自分は何を考え、そのためには事前にどんな知識が必要かということが伝わり、

それを知らない後輩がいるのであれば、その知識を勉強するきっかけになってもらえれば嬉しいなと思います。

 

その先日の会議後には

山口さん、今回の案件はすごく勉強になりました~

という言葉ももらい、また自分も単純なので、反応があると

うんうん、次も何か面白くしてやろう

な~んて考えちゃったり。

 

 

 

レベルアップ会議に限ったことではないですが、

そんなスタンスでいるといろいろな質問を自分にしてもらえるようになり、

こっちも聞かれたからには、全く分かりませんだと悔しいので

一緒に調べ物をしたりします。

自分が担当している案件ではないのに、そこに思いを巡らせるので、

それが自分の経験となって返ってきて、凄く得られるものがあります。

そして、一緒に調べ物をするという、その共有できている時間が

また楽しさを生み、一体感を作るな~と感じます。

実際、僕自身が楽しんでいるなと思いますしね。

 

 

 

 

狙ってその環境を作ったというわけでもないですが、

結果、誰かの役に立とうとすると

誰かに必要とされるようになり、それが自分にとっても心地よく、

そして、いっぱい自分も成長できるんだな~と感じたお話でした。