広島優勝に感動!(栗﨑)

広島が神がかり的な勝ち星を積み重ね、25年ぶりにセリーグ優勝を成し遂げました。

小学生のころ、長島や王の活躍もあり、また巨人の本拠地の後楽園球場(今の東京ドームの前身の球場)で時々野球観戦をしたりして、40年ほど前までは熱心な巨人ファンでした。

そして、巨人の宿敵である阪神や中日が巨人をやっつけるたびに歯軋りをしていました。また、それそれ、各球団には個性の強い選手がおり、それがまた野球を一層面白くしていました。

しかし、ここ数十年は名前に親しみのある選手が順番に引退するごとに、野球に対する熱も少しずつ冷めてきました。

そのような中で、ここ1・2年、もともと広島の選手で活躍し、その後大リーグや他球団に移籍していた黒田選手や新井選手が、古巣の広島に帰ってきて活躍するのを見るにつけ、広島の動向が気になっていました。
特に、40歳を超えた黒田選手が全身全霊で投げる姿は、感動的であると同時に、何も考えずに野球に夢中になっていた子供の頃を思い出させてくれました。決してスマートではありませんが、野武士のような黒田選手と新井選手が優勝の瞬間、マウンドで抱き合って喜んでいるのを見て、今年は広島が優勝すべき年であったと思いました。

これからも、球団にとらわれず、今年の広島のように、選手たちが躍動するプロ野球のファンを続けようかと思っています。