我が愛車(宮城島)

今年2月に亡くなった父が大切にしていた愛車を譲り受けました。

年式はかなり古いのですが、ホンダの一人乗りマシン! 真っ赤なオープンカーです。週末は大きなエンジン音をたてながら近場を走ります。

みんな振り返ります。

うーん、爽快!・・・ではまったくありません。

というのは、スピードが出ません、音がうるさい、オイル臭い、雨が降ったら最悪。
しかも、交差点でエンジンストップが2回ありました。軽トラックで牽引したり、犬の散歩の人に押してもらったりと運転していて気が気ではありません。

なのでもっぱら運転は世間の人がまだ活動する前の早朝に限られます。昼中に走って途中で止まろうものなら渋滞になって大迷惑です。

しかし、亡き父が大事にしていたマシンです。
よく働いてくれます。畑の中では頼りになる存在ですし、無いと困ります。
そう真っ赤なトラクターなんです。ナンバーを付けているので畑から畑の移動に公道を走りますが数百メートルの公道では調子悪く、畑を耕している時にはガス欠するまでエンジン止まらずにがんばってくれます。さすが職人ですね。

今、なかなか公道を走っているトラクターを見かけなくなりましたが、まわりの注目を浴びながらでも、小学生の自転車に抜かれても、歩行者に迷惑がられても、風を切って颯爽に走りたいと思っています。

まだまだがんばってもらわなければ、大事にするね、我が愛車よ。

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