2021年の大河が今から楽しみ(安城事務所 平岡)
安城事務所の平岡です。
ブログは何を書けばいいのかなと思い他の方の記事を拝見したところ、結構自由なようでしたので、私も自分の趣味に走ろうと思います。
私は歴史が好きで、昔から不思議と事務方と呼べるような人物たちを好きになってきました。
鎌倉時代であれば梶原景時や大江広元、戦国時代であれば石田三成といった具合です。
梶原景時は、源頼朝が重宝した武士ながら実務能力にも長けた人物であり、大江広元は下級貴族の出身で、守護・地頭などその後江戸時代まで続く制度を立案したといわれています。二人とも、頼朝の幕府創設・運営に大きく貢献しました。
石田三成は豊臣秀吉の優秀な事務方として、戦時には兵站、平時には太閤検地の奉行などを務めた人物です。
事務能力の高さによって出世した彼らは、何故だか情の薄さや、あるいは讒言をするといったようなマイナスイメージが強調されがちです。
現代であれば経理事務などの仕事に長けていたといえると思うので、普段の私たちの仕事と近いことをやっていたはずの彼らのそんな扱いを寂しく思ってきました。
新しく制度を作って導入し、それを運営しながら改善していく作業は非常に面白いと思うのですが、これまではあまりスポットライトが当たってこなかったように思います。
そんな中、2021年の大河ドラマが渋沢栄一が主人公と決まり、大変楽しみにしています。渋沢栄一は、日本資本主義の父と呼ばれ、今の日本経済の出発点を作った人物です。どんな描かれ方をするのか、今から楽しみです。
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