相続税の基礎知識(笘原)vol.1

皆様こんにちは。稲垣税理士法人の笘原です。

前回までは法人税の決算月についてシリーズでお届けしました。

今回からは相続税の基礎知識についてシリーズでお届けしようと思います。

これからご説明する内容ですが基礎知識を知ることに重点を置かせていただきたいのでマニアックな多くの特例や例外規定は割愛させていただきます。ご了承ください。

目次です。

1. 相続税

2. 贈与税

3. 民法

4. 事業承継税制

早速1.相続税からご説明させていただきます。

(1)相続税とは

人の死亡による相続という原因により財産を取得した人に対して、国が課税する税金です。

当たり前かもしれませんがまずは定義を確認することは大切ですね。

ちなみに

※死亡した人を「被相続人」といいます。

 相続により財産を取得した人を「相続人」といいます。

 こちらの用語の意義だけは必ず覚えていただきますとこれからのご説明も分かりやすいですし、いつか皆様の役に立つと思います。

(2)相続税の申告期限

被相続人の死亡を知った日の翌日から10月以内です。

それまでに遺産分割がまとまっていなければ、一旦未分割で申告を行い、後日遺産分割がまとまった際に精算します。

それでは続きは次回にご説明させていただきます。