中国古典活学塾②(細川)
みなさん、こんにちは。
前回のブログの続き、中国古典活学塾②です。
前回は、中国文学者の守屋洋氏の講演で感じたことを書きました。
その中で、「徳は事業のもと成り」という言葉があり、「徳」とは何かを
今回お伝えしたいと思います。
「徳」は何か。「徳をみがく」にはどうすば良いのか。
中国文学では以下の7つが重要だそうです。
①「仁」
思いやりの心。コミュニケーション。
中国:仁の心→家族、友人。
日本:仁の心→他人まで含まれる。
この日本の仁の心は非常に素晴らしい伝統です。
②「智」
洞察力。状況や先を読む力。
私も幼いころから野球に親しみ、青春をかけて頑張りました。
この洞察力は非常に鍛えられたと思います。
③「勇」
決断力。決断力には2つある。
前に進むための決断と撤退の決断。
特に撤退の決断には勇気がいる。
トヨタ自動車がF1から撤退しましたが、10年後にはどういった形になっているか
注目してみています。
④「謙」
とかく謙虚さが大事。松下幸之助さんの著書によく出てくるフレーズです。
⑤「寛」
人間としての大きさ、話を聞くこと。人様に対して寛容であれ。
苦しみを天命として受け入れることができるか。
⑥「信」
嘘をつかない。約束は守る。
⑦「義」
人間として当然に守るべき道。
以上7つの言葉はよく中国古典(論語)を読んでいると出てくる言葉です。
私も中学くらいから父親の影響でよく、中国古典の話を聞かされました。
父親に感謝ですし、自分の子供にも、10~20年後に理解してもらえるような
言葉を伝えれる父親になりたいと思います。
次回は、SBIホールディングスの北尾吉孝氏の講演の感想をお伝えしようと思います。
それでは、お楽しみに