金沢、能登紀行②(牧田)

みなさん、こんにちは。

静岡事務所の牧田です。

前回に引き続き、金沢、能登へ行った時の事を書かせて頂きます。

一日目は金沢市内を回り、今回は二日目からです。

今日の予定は、午前中に金沢市内を回り、午後からは能登

和倉温泉に行く予定です。

遅めに友人と待ち合わせをして、武家屋敷に向かいました。

武家屋敷は長町と言う所にあり、江戸時代の建物が点在している

所を武家屋敷と言うようです。

興味深かったのは、当時の足軽の屋敷でした。足軽というと武士の中

では一番身分の低い人ですが、その屋敷(と言うか家)は想像していた

よりも広く、六畳間が四部屋と台所と言った具合でした。

この家は、数年前まで実際に人が住んでいた様で驚きでした。

スタートが遅かったせいか、武家屋敷を見ている内にお昼近くに

なってしまったので、観光を切り上げて昼食を取りに行きました。

市内に近江町市場と言う所があり、魚屋さん、八百屋さんが密集している

アーケード街です。そこには数多くの飲食店も建ち並んでおり、

友人お薦めの玉寿司で昼食を食べました。

少し高かったのですが、海鮮丼は絶品でした。是非お薦めします。

午後からは、能登和倉温泉に向かいました。

金沢から和倉までは約車で一時間半の道のりです。

途中、友人が気を利かせて、観光地に回ってくれました。

先ず行った先が、千里浜海岸です。

ここは、約8キロの長い砂浜が続く海岸です。波打ち際まで

車で入る事が出来、砂浜を観光バス、乗用車が走っています。

車が通るからかどうかは分かりませんが、砂が土の様に硬くなっていて

沈むことなく走れます。

夏は海水浴客で浜辺にズラリと車が並ぶそうですが、トイレ、シャワー

が無いそうです。皆さんどうしているのでしょうか?

続いては、和倉のすぐ近くの七尾城跡に行きました。

七尾城は難攻不落の山城で、山道をかなり車で登りました。

山の頂上辺りに石垣等が有り、当時の面影を偲ばせてくれるのですが

重機もないのに石垣をどの様に作ったのか、山も上までどの様に

石を運んだのか、想像も出来ません。

城主の権力の大きさが伺えます。

七尾城跡を回っていると、日も暮れてきたので、

和倉温泉に向かいました。

和倉温泉と言えば、なんと言っても加賀屋ですが、

とても高くて泊まれないので、その近くの温泉旅館に

宿を取りました。

温泉に入り、食事を取ると、あっという間に寝てしまいました。

三日目は、輪島の朝市に行き、帰路につきました。

朝市はお昼にはもう終わってしまうので、少し早起きして

出かけました。

約二百メートルの道の両側に、露店が並んでいます。

主にカニ、魚の干物をおばさん達が売っています。

非常に郷愁を誘われます。思わずカニを買ってしまいました。

価格は非常に安く、送料を含めてもお買い得でした。

輪島を出て、帰路につきました。

今回、金沢、能登へは初めて赴きましたが、

興味深い事ばかりでした。

そして、古き良き物を、地域に住んでいる人々が生活の中で

苦労しながら守っている事を知りました。

経済効率が優先される中、地域への貢献が街を良い姿で

維持できるの方法なのだと感じました。