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登山(岡村)

静岡市での生活も1年が経ちました。

いろいろ歩き回ったおかげで市内の事も分かってきたような気がしています。

 

今日はちょっと古い話しですが、4月に「浜石岳」に登った際の出来事について書きます。

 

浜石岳には、

静岡市清水区駿河湾沿いにある「薩た峠(さったとうげ)」まで車でのぼり、

そこから登山コース(獣道みたいなもんですが)を使って登りました。

 

この「薩た峠」は、安藤広重東海道五十三次にも描かれた、富士山と駿河湾が望める絶景ポイントで、ハイキング感覚で登って歴史ある絶景に感動出来るスポットです。

と解説されていますが、これは間違いなく事実です。

 

今回は春の景色でしたが運良く富士山もほとんど霞なく見ることが出来、

浜石岳の頂上からの景色を見る前に、素晴らしい景色が堪能できました。

冬、空気が澄んだ天気が良い日に行けば、きっと震えるような絶景を堪能できることでしょう。

 

 さて、浜井岳は標高700メートル程の山です。

2~3時間で気楽に登れる高さの山だと思い、事務所のメンバーと一緒に登り始めました。思った通り、道に迷いそうになりながらも順調に(ハイキング感覚で)登れました。

 

頂上では、これまた駿河湾と富士山の絶景が見れました。

天気も良く、おにぎり食べながらゆったり景色を堪能する、寛ぎの時間でした。

 

 

と、ここで気を抜いたのが悪かったのか、

さあ下山しようと十数メール歩いたところで、いきなり体が沈み込み視界が地面近くに・・・。

「ボキッ」をいう音がしたかと思うと左足に激痛が・・・

 

どうも、一瞬足元から視線をそらした際に、変な角度で窪みに左足を着き、足の甲で体重を支えたようで、痛みに耐えながら思ったのは「これは捻挫?骨折?、どっち?」でしたが、実際には判断できません。

ま、医者でもなく骨折に慣れているわけでもないのでしかたないと思いますが。

 

結局、自力での下山は諦め、他のメンバーには先に下山して頂き、頂上まで車で迎えに来てもらうことになりました。

(て、頂上まで車で行けるの~と思うかもしれませんが、そこを自力で登るのが良いのです!)

 

一人頂上で迎えを待ちながら、

「3時間は待たなければならないはず」と思い、携帯で自宅の家族に近くの病院を探してもらい、あとは絶景だったはずの景色をじっと(動くと痛いので)眺めるだけです。

 

そうしていると、1時間が過ぎたころに先に下山した宮城島さん(副所長)から携帯に連絡です。なんと!もうすぐ車で頂上に着くとの知らせです。

 

いくら下りでも山道です。走って下山出来るわけもなく驚異的なタイムでは?

ありがたいと感謝しつつ、鬼気迫る姿で下山する宮城島さんの姿を想像し、副所長の凄さ実感です。

(勿論、仕事でも実感してます。)

 

おかげさまで、病院では、骨折しているが無理に下山しなかったおかげで手術は不要と言われ一安心。石膏のギブスを丹念に装着されました。

 

生まれて初めて石膏のギブスです。これが骨折するという事なんだ・・・妙に新鮮な気持ちになりましたが、

数日後、自宅近くの整形外科で診てもらうと、先生は困ったと言わんばかりの声で「石膏かよ・・・」。

どうも今や石膏のギブスは珍しいらしく、「蒸れるし、重いし、お風呂には入れないし、臭うし・・・生活が大変になるので石膏のギブスは外そう」という事に。

 

これが大変です。

若い看護婦さんは石膏のギブスを解体した事がないようで、経験のある年配の看護婦さんから手解きを受けながら解体。

自分は横になっていたためよくはわかりませんが、足元から電気ノコギリのような機械音と、足に伝わる振動、若い看護婦さんの不安そうな声。

30分ほどで解体は完了しましたが、山頂で一人待っていた時よりも不安な時間でした。

 

骨がつながるまで1ヶ月弱。松葉杖での生活です。

これまた初めての経験ですが、思っていた以上に大変です。

 

自宅から駅まで徒歩10分弱が1時間になり、駅の階段が上手くあがれません。

バス通勤に切り替えると、バスの階段が急でなかなか乗車出来ず四苦八苦。(バスはノンステップバスにするべきですね。)

松葉杖の使い方が間違っていたせいか、手の平と脇の下が筋肉痛で、舗装されていない道では松葉杖でもこけそうになります。

 

完治1ヶ月程度の骨折でしたが思った以上に不自由です。 

「この程度での怪我で泣き言は言えない」と思い、むきになって頑張りましたが、

帰りに車で送ってくれる同僚や、電車の中で席を進めてくれるおじさん、

周囲のみんなが気にかけてくれ、本当に助かりました。

 

 

怪我はしない方が良いのは間違いないです。

痛いですし、不便ですし、周囲に迷惑をかけますし。

 

ただ、周囲に頼るところと自分で頑張るところ、この区別が大切なことに気付かされましたし、自分の周りのことでも、まだまだ知らない事があること気付けたことは、怪我の功名だったと思ってます。

 

と言うわけで、めげずに体力付けて、また、登山再開します。

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