一見は百聞に如かず(押尾)

昨日ラジオで「年齢にそぐわない高級腕時計は生意気なのか?」 というテーマでやっていました。

リスナーの意見で、身分相応のものを身につけた方が・・・や、不快感を与えてしまうなどありました。

個人的には、身につけたい物は身につければいいし、その物にふさわしい人間になればいいと思います。また、身につけることで、自分より年下の人間(29歳未満の方全て)のモチベーションになれば、いいと思っています。

 

テーマの最後にメンズファッション雑誌「LEON」の編集長がコメントしていました。

「まず、高級腕時計の定義とはなにか?それは人それぞれ違うだろうし、業界では100万円以上の機械式腕時計がそれにあたる。

若い人が高級腕時計を買うと言うことは、それなりに経済面で頑張ったと言うことだし、仮に何十回ローンであり購入したことを評価してあげるべきだ。

一流ブランドの腕時計を購入するということは、“本物”をしろうとして努力している。そんな人に対してどうこういう人間は器が小さい。」

のようなことを言っていました。

 

「本物を知る」という部分については、僕らの世代では、「車やブランド品に興味がない」「欲がなく、ほどほどで満足する」「海外旅行に関心が薄く、休日を自宅やその周辺で過ごすことを好む」「節約志向で無駄遣いはしない」という傾向になっています。

さらに情報化社会の弊害で、ネット上の情報を鵜呑みにして勝手な妄想をして評価するようになってしまっています。

まさしく「一見は百聞に如かず」という状況です。

 

幸いにも、僕の友達には、現代っぽい人は少ないので助かりますが、「車やブランド品に興味がない」人たちが増えていくと、これから高級ブランドや車産業が衰退していってしまうのは寂しく思います。

 

因みに、僕は腕時計をしていません(笑)

ウブロがほしいです。