インフルエンザでは寝るのが一番！（高橋）
新型インフルエンザがいよいよ流行の時期にはいりました。
十分な栄養と休養です。
睡眠は免疫力を高めます。動物を数週にわたって全く眠らせないでおくと、
全てが必ず死んでしまうそうです。解剖して調べると体中にバイ菌が増えて
敗血症をおこしていました。
眠れないことでバイ菌から身体を守る免疫の働きが阻害され腸からの細菌の
侵入を阻止できなくなっていました。
人間で同じような実験をすることはできませんが、軍隊では訓練のため
長期間にわたって睡眠不足でいると風邪にかかりやすいことが知られています。
細菌やウイルスに対しての抵抗力は、睡眠中に維持強化されています。
そのため睡眠時間が減ったり細切れにしか眠れなくなってしまうと、
身体の抵抗力が落ちて、インフルエンザにかかりやすく、かつ治りにくく
なってしまうとの事です。
感染するとウイルスに感染した細胞やウイルスを退治しようとする細胞から
｢サイトカイン｣という物質が出て熱に弱いウイルスを殺すために体温を上げます。
一方で、他の活動を止めてウイルスとの戦いに専念するため、
身体を休ませようとして眠気を催します。
風邪やインフルエンザにかかると眠くなることがあるのはそんな理由があるそうです。
やはりまずは、寝ることが一番大事ということですね。
