世界文化遺産(宮城島)

なんと我が郷土、「三保の松原」が世界文化遺産「富士山の構成資産」に登録されました。

本当にビックリです。確かに地元では以前からエントリーをしていたようですが当の地元

でさえ九分九厘選ばれることはないと思っていたようです。それが、まさかまさかの大逆

転の選出。ユネスコの委員の方々にはたいそう評判が良かったようです。

 私の小さい頃からの学校行事と言えば三保の松原の砂浜でした。保育園の遠足から始

まり、マラソン大会、たこ揚げ大会、砂の造形、釣り大会等々、雨でグラウンドが使えない

ときはこの砂浜で体育の授業までやりました。現在でも釣りや犬の散歩によく出掛けます。

こんな身近な所がこんなことになるなんて今でも信じられません。

三保の松原には「羽衣伝説」で有名な羽衣の松があります。そうそう天女が衣をかけた

松です。現在の松はもう3代目か4代目らしいのですがかなりの老木で世界文化遺産

登録されて今、一生懸命に世話をしているようです。

そしてやはりこの三保の松原越しからの富士山を仰ぎ見るのは最高です。長年三保に暮

らしていますがいつ見ても三保からの富士山は見飽きませんね。三保海岸も浸食により

砂浜が減りつつありテトラポットがかなり設置されています、これが本来の景観を損な

うと言うことで選出が危ぶまれていた理由だったようですが、なんのなんの、富士山と

海と砂浜そして松原でテトラポットなんか全く気になりません。(わたしはです)

皆さんも、一度は三保の松原からの富士山を見に足を伸ばして来てください。ただし、

春から夏にかけてはダメですよ。富士山がキレイに見える日は数えるくらいで余程運が

良くなければこの景色を見ることができません。2013年6月に文化遺産に登録されて以

降、毎週末にはたくさんの観光客の方がこの三保に来られますが、きっと富士山が見え

ずにがっかりして帰る方が多かったと思います。はっきり言って富士山が見えない三保

の松原なんて・・・。

10月に入り富士山が見える日も多くなりましたが、まだ早いです。富士山に雪がかかる

11月以降がおすすめです。

最近、市内の山に登り頂上から私の住んでいる三保半島や駿河湾そして富士山を眺めてきました。

いいですね~景色の美しさに郷土愛が深まりました。

地元の観光親善大使になってしまいました。