【国民年金は、障害・死亡保険でもある】(吉見)

おはようございます。

ピチピチの新入社員を迎え

昨年とはまた違った春がスタートしました。

この4月から、アルバイトから正社員へなられた方も

多いことでしょう。それに伴い、

働いた分 = 【手取り額】

働いた分 ― 「強制控除額」 = 【手取り額】となり、

「え~??こんなに引かれるの~??」と驚かれる方も少なくないでしょう。

そこで「払いたくな~い」を前提に、お話したいと思います。

サラリーマンであれば強制的に「社会保険・厚生年金」という名で

給与から強制控除されていますが

個人事業主、フリーターの方々は「ご自身で」各自治体に

納付しなければなりません。

「今、大変なのになんで将来もらえるかどうかわからない

 年金のために支払わなければならないんだ・・・」と

思われる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

実際にお客様の中で、確定申告時期に

上記の理由で支払われてない方もいらっしゃいます。

税務担当者としましては

「将来はわかりませんが、節税(全額所得控除になるので、

 その金額には課税されない)になりますし、支払った方が・・・」

としかお答えできませんでした。

が、つい最近、たまたま安城事務所でこの年金の話を

男性スタッフとの雑談から聞くことができました!

私は「なるほどー!」「へぇ~!!」→コレをお伝えしたいと思います。

【意外と知られていない国民年金の役割】

通常国民年金といえば、65歳以上からもらえる

「老齢基礎年金(終身年金)」ですね。

実は国民年金には「障害保険・死亡保険」としての機能があります。

国民年金にある保険的な役割は

・障害基礎年金

・遺族基礎年金

寡婦年金

・死亡一時金

という4種類で成り立っていて、

国民年金保険料の払込開始から使えます

(詳しくは、自治体へお問い合わせされることをおすすめ致します)

強制とはいえ、私たち自身の大切なお金を預けるわけですから

【年金】という言葉だけに迷わされず、

しっかり内容を把握し、納得して納税したいですね。

その他の税金や控除されるものについても

内容を知ることで「仕方ないか」「守られている(?)」と

思うことでストレスも少なくなるかもしれません^▽^