夜は昼とは別の場所にある(高橋)

子供の科学』という雑誌の中にあった言葉です。

 

「夜は昼とは別の場所にある。

本当は夜というのは時間ではなく場所だ。

私たちは毎日、地球という星に乗って昼という場所からぐるりと移動して、

夜という場所へ行く」という言葉です。

 

これは時間と空間の本質を捉えた言葉だと評価されています。

この一文を拝見して、私は谷川俊太郎さんの「朝のリレー」を思い出しました。

命が繋がっている実感が湧く詩だと思います。

 

話は変わりますが、今年の夏は、地球の裏側のリオから感動が届き、

私達はその感動を胸に、生活に励むことができました。

人から貰う努力や感動は、大変な原動力となりますね。

 

何気なく生活をしていますが、 同じ夜は二度きません。

過ごした時間は、翌朝の糧となってあるはずです。

また、微力ですが、足跡は次世代が歩むはずです。

今のこの時間が、いつか、自分だけではなく、誰かの糧になると思うと、

丁寧に、大切に時と過ごしていかねばと、

 

思う、秋の夜長です。