自由研究 (松下)

去年の9月に我が家にきたメダカ達。

ちょっと珍しい種類のようで、銀色で、上から見ると白い筋があるように見えキラキラしています。

飼い初めて2週間位経った頃、体に卵を5.6個つけながら泳いでいるメダカに気づきました。それから、気づくと4.5匹が交互に毎日のように、ぽろぽろと卵を産んでいきました。

メダカの卵は1ミリくらいの大きさで、薄い蛍光オレンジ色、水槽をよーく見ないとわかりません。

卵とメダカを同じ水槽に入れておくと、メダカが卵を食べてしまうようなので、1ミリくらいの卵を探して、別の容器に移す作業を繰り返しました。

 秋に産まれた卵は、なかなか孵化せず、白くて細かい糸のようなものに包まれて、残念ながらダメになってしまいました。

なぜ孵化できなかったんだろう?

せっかく産まれたのに、なんだか申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

次に産まれた卵は何としても孵化させたい!

調べてみると、卵の孵化には、水温や日照時間が大事だということがわかりました。

それからは、日中は日が当たる場所に容器を移動させて、とにかく水温が上がるようにしました。

その甲斐があったようで、次の卵は順調に成長していきました。

卵を観察すると、日に日に変化がわかります。

 

【メダカの卵の変化】

3日後位・・・卵の中に油滴が見えてきます。

1週間後位・・・卵の中に、うっすらと黒い点のようなものが2つ現れ、

         その後はっきりした2つの目になります。

2週間後位・・・卵の中に、稚魚の体の形がうっすら浮き出てきます。

         その後は日に日に稚魚の体の形がくっきりしてきます。

3週間後位・・・まんまるい目がギラギラしてきて、こちらが見られているみたいな

         感覚になります。時々卵の中で稚魚がくるんと動くようになります。

1か月後位・・・ようやく1匹目が孵化しました。

 

その後は毎日3~5匹位が孵化していき、一時は40匹位になりました。

でも、せっかく孵化した稚魚達も生存率が低く、うちで産まれた子達も今では4匹だけになってしまいました。

 

冬に産まれた子達、これから暖かくなるので過ごしやすくなるかな。

元気に大きくなって欲しいです。

小学生の頃の自由研究も、これぐらい夢中になれればよかったな・・・。

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